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プロジェクタについて色々
自分の中でのプロジェクタは、かなり値が張るイメージがありました。
しかし、調べてみると結構リーズナブルなものもあるのです。一番下を見ると5000円程度で買えたり。
その中で、今回はこれを選びました。
選んだ決め手1.同価格帯では比較的lmが高い(明るい)
2.HDMIケーブルが付属
3.Miracastでの接続機能がある
一ヶ月ほど遊び倒した感想
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- 良かった点
1.Miracastでの接続が便利
Android等で接続した際、全画面にすると自動的に画面いっぱいに表示してくれるのが非常に便利
Youtubeの全画面視聴、「MX Player」等で変換した動画の表示、パワーポイントでのプレゼン、ゲーム画面の共有etc、etc...
SDやUSBなど、余計な物にデータを入れて持ち歩く必要がないのが楽ですね
しかし、Miracastでの接続だとLINE等の通知が丸見えになってしまうので、それらを見せたくない相手の場合はUSBを使うようにしています
2.映す場所の汎用性が高い
最初は白い壁や襖に投影しようとしていましたが、天井に投影できることに気づきました
寝っ転がりながら視聴できる上、映す場所までの距離も固定化されるので楽チンですね
あと、本やプロジェクタ下部のつまみなどをかませて斜め上に投映する場合、カメラ奥のツマミを回すことである程度台形補正ができます
一定の距離があれば色々な場所に映せるなと感じました
3.迫力が段違い
映画を2-3本ほどみてみましたが、映してる特別感のせいか迫力が違うように感じます
ゲームは遊んでいないのでどのくらいの遅延が出るかはわかりませんが、普通のTVでやるより楽しめそうです
4.軽い
非常に軽く、鞄に入れて持ち運びができるため、あちこちに持っていって上映会なども開けます
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- 欠点
1.設置場所に制約が多い
まず、1200lm程度の光量なので日中・照明を付けた環境で使用するには厳しく、電気を付けるとほぼ白くなって何も見えなくなります
夜ならいいですが、日中はカーテンをひかないとまともに見えないでしょう
それから、投影する場所とプロジェクタの間に、一定の距離を持たせないとピントが合いません(2mくらいかな?)
2.解像度が低い
800x480しかないので、PCの画面等を投影すると文字が潰れる
そのため、細かいところまで表示されているテキスト情報など共有するのには向いてないかなーと感じました
一応テキストのサイズをそれなりに大きく拡大してやればそういう用途で使えないこともないかなと思います
3.リモコンが使いにくい
リモコンの信号を感知するところがプロジェクタ背面にしかありません
プロジェクタ背面に向けて操作しないと感知しないので、天井に投影していたり、プロジェクタと投映部分の間に座って視聴する時は手動で操作しないといけません
台の上に置いたりプロジェクタの後ろに鏡を置いたりすれば反応するようになるかもしれませんが
とはいえ、8000円台でここまで出来れば大満足レベルだと感じています
というのも、イベントの時に触らせていただいたビジネスプロジェクタは、
・至近距離や斜め横からの投影でも四角に映るよう補正が可能
・日中でも映っているものが確認できる(3000lm)
・前後にセンサーがあり、どの位置からでも操作が可能
などなど非常に高機能なのですが、お値段なんと13万
これより12万2000円も安いこのプロジェクタで、ここまで遊べるならこの程度の制約は我慢できるレベルではないでしょうか
2万くらい?の家庭用プロジェクタを触ったこともありますが、解像度やlmもそこまで変わらない上、Miracast機能が付いているこちらのほうが利便性が高く感じました
リーズナブルなのもあり、入門用として使うにはうってつけだと思います